TYO Official Web Site

PEACE-MAKER

Album Interview


TYO待望の3rdアルバム『HEAR WITH THE THIRD EAR』がついにリリース!
バンドの新たな一面も垣間見えつつ、彩り鮮やかに仕上がった今作は、まさに痛快無比。
そんな進化し続けるTYOのリーダーにして、無敵のROCK’N’ROLL BASSMAN
広瀬“HEESEY”洋一氏に独占インタビューを敢行!!
                                                    (text by SHIN-ICHI ISHIGE)


>今回のアルバムタイトルがHEAR WITH THIRD EARですが、
このタイトルはTYOの3枚目のアルバムにということで思いついたのですか?


元々1stアルバムの「超」っていうタイトルは特に1枚目だからとかとはなかったんだけど、
2ndアルバムの「TYO TO YOU 」っていうのが2枚目の“TWO”と“TO”ってところを掛けたというか…
ダジャレ?(笑)
それがあったから、3rdアルバムは何にしようかな?って時にもダジャレっぽいのを考えようと、
 “サード”っていう言葉からふと“第三の目”って言葉が浮かんだの
手塚治虫さんの漫画で「三つ目が通る」とかに出てくるようなね。
本来2つのものが3つあることで、見えないものが見えてくるのって面白いなと思って。
それがもし音楽の場合だったら、目じゃなくて耳なのかなということで
“THIRD EAR”という言葉が浮かんで…

なんとなくそこに“第三の耳で聞け”って意味で、“HEAR”を繋げたら語呂的にも面白いかななんて。
まぁ音楽だから本来は“聴く”ってのは、“LISTEN”だよなぁと思いつつも
そこはダジャレだから(笑)
それと“THIRD EAR”の“イヤー”を“年”っていう意味の“THIRD YEAR”にすると、「3年目」みたいなね。
オカヒロ(G.)がTYOに加入して今のメンバーのラインナップになって、丁度3年目だったりするからさ。
ま、ちょっとこじ付けみたいだけど、タイトル決めた後にそういうダブルミーニング的なのも
思い付いたりして(笑)


>1曲目から「ROCK YOU UP」というゴリっとしたロックチューンですが
TYOのロック感に心を掴まれてしまいますね


うん、ロック感の「かん」は感覚の感じゃなく、漢字の漢と書いて「おとこ」と読む漢ね?「ロック漢」(笑)
「ROCK YOU UP」のメインリフは実は10年以上前からあってリフ自体はできていたんだけど、
何か物足りないなっていうのがあって。
でもこのリフはずっと大事にしていて、毎回作ろうとするんだけど
いや違う、いや違うとなって、ずっと完成せずにいたの。それが今回曲を作っているときに、
「あ、こう改良したら良いじゃん!」っていうのがパッとひらめいたんですよ。
「こりゃカッコイイ!!」ってそのまま曲にしていくことになって。
リフの邪魔をするようなセクションはいらねぇやと思って、リフがど真ん中にあって、
それ以外の部分はシンプルなカンジでいこうってことで仕上げた。
まだその時点で曲順は決まっていなかったんだけど、この曲が出来上がってきた時点で
なんとなくコレが1曲目かなとメンバーとも話していたの。


>2曲目の「RE-BIRTHDAY」にはTYOの新たな一面が垣間見られます。
ホームページでの試聴が一番最初に始まった曲ということもありますが
思い入れが強い曲だったりするんですか?


それは大いにあるね。
「RE-BIRTHDAY」は今回自分の中でも、バンドとしてもプッシュしている曲ね。
というのも曲作っている時点で、この曲をサイコーな仕上がりにしたいっていう思いが強かった。
2ndアルバムを作った直後くらいからサビの部分はできていたんだけど
これは形にしたいってずっと思っていて
で、ある日、鼻歌でサビを歌ってる時に「RE-BIRTHDAY」って言葉が何気なく出てきたのね
「RE-BIRTHDAY」生きながら生まれ変わる日って面白いなと思って
絶対形にしようっていう意思というか強い情熱が、そのあたりから強くなったのかも。
で、それをTYOの3rdに入れることで、TYOの新たな一面も出せるのかなと思ったし
ベタな歌詞かもしれないけど、生きて日々を過ごしているんだけども人それぞれ
“革命的な”場面ってあるじゃない?
例えば上京したとか、就職したとか、転職したとか、結婚したとか…
そういうきっかけや新たなスタートって人それぞれにいっぱいあると思って、
そういうターニングポイントのはじめの一歩、それを歌にしてみたくなったんだね。
特に意識はしていなかったけど、出来上がったらメッセージソング的な
イメージもあるかもしれないと思っていて。


>歌詞の部分で言うと「RE-BIRTHDAY」だけでなく
「BE STRONG」にも押し付けがましい感じじゃなく応援歌のような
ニュアンスがあるように思います


そうそう2ndの「TYO TO YOU」リリースの2日後に東日本大震災だったからね
ツアーが一度全部キャンセルになっちゃって。
本来なら震災の翌々日に仙台でLIVEする予定だったんだ。


>歌詞を書く時の心持ち的な部分で影響は少なからずあったんですね?


直接的には書いていないし大きく打ち出しているわけじゃないけど
実は震災の影響は少なくないかもしれない。
それと世の中の流れ自体が今、弱肉強食というか
不条理に痛い思いを強いられることが露骨に出てきているじゃない?
「弱いものは残れない。」って暗に誰かに言われているような…
よっしゃ、強くなろうぜ!オレらが応援するぜ!っていう感じは「RE-BIRTHDAY」や
「BE STRONG」だけじゃなく「LOVE DRAGON」にも言えるかもしれないな。
ある種アニメの主題歌的なヒーロー的なイメージというか、♪君を守るぜLOVE DRAGONみたいな
君の救世主、君の守護神になりたいぜっていう…
あと、「BE STRONG」の歌詞を書いてる時は原発のデモにもインスパイアされたな。


>歌詞もさることながら、「キスがスキ」という曲名も印象的です。
齢50にして「キスがスキ」とストレートに歌えるところがTYOのかっこよさだと思いますよ(笑)


曲はとんとん拍子でカッコよく仕上がって、最初は仮で違うタイトルを付けていたんだけど
あの歌詞がパパっと浮かんできてさ、一気に書けたのものなんだけど
しかしながら書けたものは…うーん、平均年齢50歳のバンドがプレイしていいものなのかって迷った(笑)
以前、日本の歌謡曲をグラムロックにアレンジするっていうオムニバスアルバム参加する機会があって、
TYOは山本リンダさんの「きりきり舞い」をやったの。そういう前例があるってのも大きいかもしれないけど、
「いいじゃんやっちゃおうぜ!」っていう流れになってあ、確認はしたよ?
TONYに「この歌詞を歌うのって恥ずかしくねぇ?」って(笑)
そしたらTONYが「いや大丈夫だよ」って言ったから「OKじゃぁやろう!」ってことになった。
意外と曲調は荒々しい感じがして歌詞の内容とは印象が違うから、そこがまた面白いところではあるよね。


>「パーリーピーポー」はライブで盛り上がり必至のノリのいい曲ですね
実際これはHEESEYさんがDJイベントで先行スピンされたりもしていますね


TYOでは意外にありそうでなかった曲かな。
ファンクやヒップホップ、それとハードロックを合体させるのって聴いてる分には
自分の好きなパターンではあるんだけど、実際にちゃんとオリジナルを作ったことはなかったから
シンプルな「ジャッ、ジャジャジャッ」というフレーズの間(ま)が気持ちよいので演奏で余計なことはせず、
いかに音数少なくバンドの一体感を出して、それと歌のみっていうシンプルなアレンジに仕上がっている。
肉に例えればカルビとかじゃなくて、ざっくり分厚く切った、肉の塊(笑)
でかい、ごつい、400gくらいある肉ね!それも味付けは塩、コショウのみ!
素材が美味いんだから、余計なソースとかは要らないけど
塩も、コショウも「品質の良いのを使わなきゃダメ!」っていう(笑)
「パーリーピーポー」は思い描いていた通りの曲になって嬉しいよ。
すごくLIVEを盛り上げられる曲になるだろうなぁ…


>ノリの良い曲で言えば「イェーガーマイスター」は久しぶりにHEESEYさんが
リードボーカルを務められてますよね


歌詞も酒のこと歌っているしキャラ的にオレかな?と。
過去、お酒の歌もいろいろ歌ってきたけど、ここにきてイェーガーマイスターが出てきた(笑)
DJイベントとか、人のパーティとか行くとイェーガーボムが出てきたりして
そういう盛り上がるための酒なんだよね、イェーガーマイスターって
欧米のアホなセレブがラッパ飲みするようなね(笑)
それと自分のルーツを辿るとポール・マッカートニーとかジーン・シモンズとか
ロックンロールベースを弾きながらリードヴォーカルを取るスタイルが好きで。
もちろん、キャロルの頃の矢沢永吉さんもね。
だからこのロックンロールナンバーをベース弾きながらオレが歌って
そこにTONYがサイドギター弾きながらコーラスやるのも
バンドっぽさが出て面白いだろうなと。新たなTYOのカタチかなと。


>曲調は古き良きロックンロールの感じが伝わってきますよね


フレーズ的にはロックンロールの王道だよね、ギターもベースも。
そこに更にTYOとして王道のフレーズをアレンジして作り上げた曲。
そういう“王道”って昔は自分が演奏したりすることに照れみたいなのがあっただけど、
オレ、初期のビートルズとかストーンズとか、チャック・ベリーとか
エディ・コクランとか、リトル・リチャードなんかは、実はガキの頃物凄く大好きだったから
ここでもう1回そこに立ち返ってみようかなって。
しかもそのままやるんじゃなく、TYOってバンドのカラーで
これをやるからこそ面白さが出るかなと思ったの。
単純に所謂“ロックンロール”の3コードの部分もあるんだけど
Bメロやサビでは違うコードが出てきたりするところがすごくTYOっぽいし
何よりオレがリードヴォーカルをとることでメンバーが全員コーラスに回るという
TYO全員で歌うっていう感じが面白いなって。だから今回はMADもコーラスに参加しているよ。


>そういった新たな試みもありつつ「GLAMOUROUS」、「バラッド オブ ノスタルジア」のような曲は
若者が真似しようとしても一朝一夕では出せないTYOのメンバー
それぞれのキャリアが裏付けられた、まさにTYOにしかできない曲なんじゃないかと思えます。


そこら辺にあるような曲にはしたくないってことをより強く意識しているので
そういう意味でその2曲もTYOらしさっていうのをガッツリ出せたかな。


>「バラッド オブ ノスタルジア」からは歌謡曲のテイストも感じられますよね


そうそう“ムード歌謡”っぽさがあるね。
やっぱり昭和の歌謡曲とかって、もう自分のカラダに染み付いているものだから、
意外と曲の節々にそういう雰囲気は出てきちゃうんだよね。
何つうか “ムード歌謡をエアロスミスがやっている”みたいな(笑)
曲のアイデア自体は昔からあったんだけど
ただ「それをTYOでやるのはどうなんだ?」って当時は思っていて…
その後たくさんLIVEやったりしているうちに
「TYOでやっても、それはそれでいい味を出すんじゃねぇかな…」って思い直し始めて
新しいというよりも違った側面=“Other side of TYO”を見せられるんじゃないかと。
むしろ、こういう側面も見せられないとダメだよなぁとは常々思っていて。
この感じはTYOに合わないんじゃないかなんて先入観でフタをしていくのはイヤだし…
それよりもTYOは何でもやれちゃうバンドでありたいなと思っているから。
まぁ結果、やれちゃうんだけどね(笑)


>アルバムの最後が「LOVE DRAGON」で、まるで映画やTV番組の
エンドロールのように綺麗に締めくくられていますよね。


うん、まさにそれ!オレ個人、「バラッド オブ ノスタルジア」から「LOVE DRAGON」へ行って
締まるっていう曲順は結構気に入っているのよ。
「次回もお楽しみに!」みたいなカンジもあるよね(笑)
アルバムを作ることになった時に「POPULAR GIRLS」と「LOVE DRAGON」は
既にシングルでリリースされていて、この2曲と他のアルバム収録曲との間に
ブレを感じなかったので収録することは早い段階で決まったの。
ただ、どういう曲順でアルバムに収めるか?は迷ったね
アルバム本編は「バラッド オブ ノスタルジア」をラストにして
シングル2曲をボーナストラックとして収録することも考えたし。
でも、「シングルを出してLIVEやってレコーディングを経てアルバムを出しました。
さあエンディングは皆さんもご存知の『LOVE DRAGON』で一緒に踊りましょう!」
っていうフィナーレ的なカンジで盛り上がって終わりたかったんだよね。


>LIVEや、少々気が早いですが次回作への架け橋みたいな役目を
「LOVE DRAGON」が担っているかもしれないですね


「LOVE DRAGON」って大事にしてる曲だし、自分の中でも大きい存在なんだよね。
思い返せば初めはツアータイトルとして出てきたワードで
「辰年にやるツアーだし、う〜ん、ドラゴンか…じゃぁ“LOVE”を付けてLOVE DRAGONにしちゃえ!」って(笑)
「おっ、かわいくてコワイ…それ、イイんじゃねぇ?」みたいなところから、
初めてタイトル先行で曲を書き始めたの。それが出来過ぎているくらいにハマっちゃって、
DRAGON YEAR(辰年)の締めくくりというか今年を象徴する曲になったかもなぁ…


>今回のアルバムは収録曲がバラエティに富んでいるという印象を強く受けました。
曲はアルバムに向けて書かれたものが多いんですか?


「TYO TO YOU」の時ってロック以外というか、いわゆるラテンとかエレクトロとかを取り入れて
みたかったっていうのがあってダンスミュージックとはちょっと違うんだけど、
巷でよく言う“踊れるロック”、“オレが思う踊れるロック=TYOでやる踊れるロック”っていうのは、
世の中のカテゴリーとは違っていて、オレも含めTYOらしさで言えば
ロックに根差しているもので踊るっていうかファンクやソウル、ヒップホップで踊るのとは違う
いい形でそれらの要素を消化してTYOなりのアンサンブルだったり
アレンジだったりで作り上げていくをやりたいっていうのが「TYO TO YOU」の時はあったのね。


>確かに前作「TYO TO YOU」はダンサブルな曲が多いですね。


そうね。まぁオレらはLIVEをやるのがメインだと思っているので、LIVEをやってアルバム出してっていう
2本の軸で動いているのだとしたら演奏する立場としても新しい曲が欲しいとか
新しい風を吹かせてみたいなとかそういうことをいつでも考えてて。
飽きっぽいっていうんじゃなく、あんなことも、こんなこともやりたいなと
色々な曲を書いているから、自然と曲のバリエーションは増えていくんだよね。
その結果、特に狙って書いている訳ではなくて、変な言い方をすれば曲が散らかっていく。
思い返せばオレの作品は、いつもだいたいそんな感じ。
オレ自身、そういうカラフルでバラエティに富んだアルバムが好きだし。
だから自分もそうなっちゃうのかなとは思う。だけど、それもある意味オレだよなぁとは思っていて。
アルバムを作るにしても、だいたい1年半くらいの期間が最低限度の締め切りだと思っているの。
それ以上期間を空けちゃいかんなぁと。でも、アルバムの為に曲を揃えるっていうのじゃなくて、
そこまでで出来た曲たちがひとつの作品になればいいなとま、制作途中でコントロールはするけどね。
「ノリノリの曲が多いから、しっとりした曲とか切な気な曲も入れたいな…」って、
そこで上手くバランスをとろうとしてるんだろうな。


>そういうバリエーションの多さ、振り幅の広さで、HEESEYさんのバランスが
取れているのかもしれませんね?
もっと言えばそれがHEESEYさんも含めTYOの個性なんじゃないかなと思いますよ。


うん、そこはよくよく考えたら別に反省するようなことでもないし
それはそれでいいじゃんって思っているよ。
演奏していてもその方が楽しいし、レコーディングしていても
何かにつけてバリエーション多い方が楽しいのよ。
写真のアルバム見返してみるとなんか気が付くことあるじゃない?
「小学校の頃こういう色好きだったなぁ。」とか、
「あっ、これはバットを持っているから野球にハマっている時期かなぁ…」とか。
「おっ、中学生になったらギター持っているぞ。」とか
「高校生になったら何か色気づいているな。」とか(笑)
「あれれ、黒い服しか着てない時期がある。」とか…
CDアルバムもそれと一緒で、その時期の自分がその時期に
持っているマインドやテイストが反映されるんだと思う。
それを隠す必要なんてないと思うんだな。むしろそういうのこそが
アルバムだと思っているから「超」にしても「TYO TO YOU」にしても
バラエティに富んでいるのは同じだけど、その曲の散らばり方が違うんだよね。
ベクトルが…
で、今回、アルバムに収録したい曲をリストアップしていったら硬派なロックチューンが多々あって、
今回はそういうロックンロールなモード、傾向なんだろうなということなんだよね。


>無駄な部分を削ぎ落としたタイトでシンプルなロックですかね?


“シンプル”っていうのが自分の中の課題としてあって、それはメンバーにもリクエストしたんだけど、
なるべく難しい演奏とか、小賢しい演奏とか、これ見よがしな演奏はやめようっていう…
安直にテクニックをひけらかすとかじゃなくて、余裕で弾けるような簡単なフレーズでも、いかにカッコよく聴かせるっていう…
バンド全体で一丸となってカッコよく聴かせるっていうのが、今のTYOの課題のような気がしていて、
「難しいことを考えない潔さと、楽しくやりきっちゃう感じ…そっちを追求しようよ!」って。
それには曲もシンプルにしていこうと思っているから。でも簡単なこと、シンプルなことって突き詰めると簡単じゃないよね。
あとシンプルって言うけど、どこまでがシンプルなのかっていう線引きもあると思う。
もしかしたらオレが言っている“シンプル”って世の中的にはそんなにシンプルじゃないのかもしれないな(笑)
でも「キスがスキ」とか「パーリーピーポー」とかってLIVEでプレイしたら
絶対楽しいはずなんだよね、単純明快で。
何よりシンプルな曲の方がLIVEで馬鹿ができるというか暴れられるし、今はそういうのが好きだね。


>そういう方が演奏する方にしても聴いている方にしても、体が自然に動いてきますよね


そうそう、自分でやっていて楽しいなっていうのは大体そういう明快な曲が多くて、
演奏を楽しむことで出せるバンドの一体感っていうのがあると思っているから。
それが自分の方向性でもあるのかもね?だから無駄なくタイトでシンプルな曲が出来てくる。
まぁ、無駄なものってその時々によって変わると思う。今回は無駄だったけど、次回は有効かもしれないし。
だから4thアルバムはひょっとしたら全然違う方向性になっているかもしれないしね(笑)


>それはそれで聴いてみたいですけど(笑)
今回のアルバムで言えばシンプルでいて
尚且つ一直線、ストレートといっても良いかもしれないですね。


そのストレートな曲がある中に「朝が来ない日々」とか「FLY HIGH」とか、ちょいひねくれた感じが入ってくると
お互いが際立つんだよね、コントラストが栄えるみたいなね。
「ROCK YOU UP」とか「イェーガーマイスター」みたいな曲と、「溺愛のブギ」みたいな曲って違うじゃない?
欲張りだから色々なニュアンスが欲しくなってきて、それを際立たせるものも欲しくなるんだよ。
んで、結果、色々な曲が散りばめられたアルバムになっちゃうんだよね(笑)


>そんな個性豊かな収録曲が際立っている理由のひとつに曲順があると思うんですけど。
そういう部分でのバランスは考えたりするんですか?


今回はある程度すんなり決まったからよかったよ。部分的には最後の最後まで迷ったけどね。
あえて持ってきたんだけど、特に「RE-BIRTHDAY」を2曲目に持ってくる感じなんて今まではなかったかな。
曲順って野球の打順とかみたいに、そこにその曲があることの役割ってあるよね
順番で印象も変わってくるはず。


>そういう視点はHEESEYさんがディレクターでもありプロデューサーでもあるという所が
大きいと思うんですけど?


ゲストミュージシャンにしても誰に何をお願いするみたいな割り振りが、今回はうまくいったなと思う。
特に各々適任だったなぁって思うのは「朝が来ない日々」はD.I.Eちゃんにピアノ弾いてもらって、
「FLY HIGH」を三国(義貴)さんに弾いてもらったのは聴いてみて、「さすがだなぁ、ご両人!」って思った。
それとPRO TOOLSを導入して、自分でギター弾いて、ベース弾いて、歌も歌ってと自分でデモを作ることに慣れてきたから
色々な面で判断材料ができるようになったよね
曲のバリエーションが増えるってことにも大きく関係しているかもな。


>そしてこのアルバムを引っさげてのツアー
TYO JAPAN TOUR 2012 ~WAKE UP YOUR THIRD EAR~も11月からスタートしますね


本当言うともっともっと色々な地方各地に行きたいんだけどね、なかなか難しくって…
でも今回も出来る限りたくさんの場所へ行きますよ!
まさに今、アルバムの曲をLIVEで演奏すべくリハーサル中!!

>LIVE会場で「HEAR WITH THE THIRD EAR」を購入された方は特典として
 なんとTYOメンバー全員と握手ができるそうですね?


はいはい、AKB並みに頑張りますよ!(笑)


>それにしてもTYOにズバっと爽快なこういうアルバムを作られたら
昨今の若手バンドは立つ手がないですよ、きっと。


“大人げ無い”ってのは、ある意味オレらのキャッチフレーズなんで。
もちろん老若男女問わず、より多くの方々に聴いて欲しいんだ。
ロックンロールの黄金時代を知っている方たちにも、ロックの入門編としても、是非聴いて欲しいな!
ミナサマ、よろしくね!